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CentOSでApacheをインストールしてVirtualHostを設定する方法

この記事では、CentOS 6(ここでは6.9)にApacheをインストールしてVirtualHostを設定する方法を解説します。

VirtualHost(バーチャルホスト)を設定することで、一台のサーバーで仮想的に複数のドメインを運用することができます。

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目次

設定手順

以下のコマンドを実行し、Apacheをインストールします。

$ sudo yum -y install httpd

設定ファイルを開きます。

$ sudo vi /etc/httpd/conf/httpd.conf

該当の箇所を以下ように変更し、ファイルを保存してエディタを終了します。

ServerTokens Prod #レスポンスヘッダーにOSの情報を表示しない(44行目付近)
ServerSignature Off #エラー画面に表示されるApacheのバージョン情報等を表示しない(536行目付近)
NameVirtualHost *:80 #コメントアウトを外す(990行目付近)
ServerAdmin ****@hitori-josys.me #サーバー管理者のメールアドレスを指定する

VirtualHostの設定ファイルを新規作成します。

$ sudo vi /etc/httpd/conf.d/vhost.conf

新規作成したファイルに以下の内容を記述します。

# バーチャルホスト未定義のホスト名は拒否する
<VirtualHost *:80>
ServerName any
<Location />
Order Deny,Allow
Deny from All
</Location>
</VirtualHost>

サイトの設定ファイルを新規作成します。設定ファイル名は任意ですので、自身の環境に合わせてください。

$ sudo vi /etc/httpd/conf.d/pc-tech.info.conf

新規作成したファイルに以下の内容を記述します。こちらはサンプルの設定ですので、自身の環境に合わせて書き換えてください。

<VirtualHost *:80>
ServerName apache.hitori-josys.me
DocumentRoot /var/www/vhosts/apache.hitori-josys.me
CustomLog /var/log/httpd/apache.hitori-josys.me-access.log combined
ErrorLog /var/log/httpd/apache.hitori-josys.me-error.log
<Directory /var/www/vhosts/apache.hitori-josys.me>
Options FollowSymLinks MultiViews
AllowOverride All
AuthUserFile /etc/httpd/conf/.htpasswd
AuthGroupFile /dev/null
AuthName "Basic Auth"
AuthType Basic
Require valid-user
Order allow,deny
Allow from all
</Directory>
</VirtualHost>

以下のコマンドで設定ファイルに問題がないかチェックします。

$ sudo service httpd configtest

以下のコマンドでサービスを起動します。

$ sudo service httpd start

システムの再起動時に自動でサービスが起動するように設定します。

$ sudo chkconfig httpd on
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