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CentOSでNTPを使って時刻を合わせる方法

この記事では、CentOS 6(ここでは6.9)でNTPを使って時刻を合わせる方法を解説します。

時刻の大幅なずれは各サービスやロギングに重大な影響をもたらす場合があります。特にVMwareなどの仮想環境上のOSは時刻のずれを起こしやすいため、NTPで定期的に時刻が同期されるように設定していきます。

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目次

設定手順

NTPのパッケージが入っていなければインストールします。

$ sudo yum -y install npt

設定ファイルを開いて編集します。

$ sudo vi /etc/ntp.conf

以下の箇所を書き換えます。以下はさくらのVPSの例です。環境により内容が若干異なります。

#restrict default ignore #デフォルトの設定をコメントアウト(8行目付近)
#restrict -6 default ignore #デフォルトの設定をコメントアウト(9行目付近)
#restrict ntp1.sakura.ad.jp kod nomodify notrap nopeer noquery #デフォルトの設定をコメントアウト(10行目付近)
restrict default kod nomodify notrap nopeer noquery #追記
restrict -6 default kod nomodify notrap nopeer noquery #追記
#server 0.centos.pool.ntp.org #デフォルトの設定をコメントアウト(25行目付近)
#server 1.centos.pool.ntp.org #デフォルトの設定をコメントアウト(26行目付近)
#server 2.centos.pool.ntp.org #デフォルトの設定をコメントアウト(27行目付近)
server ntp.nict.jp #同期したいNTPサーバーを追記
server ntp.jst.mfeed.ad.jp #同期したいNTPサーバーを追記

設定ファイルを保存して終了後、サービスを起動させ、システム起動時にも自動で起動するようにします。

$ sudo service ntpd start
$ sudo chkconfig ntpd on

しばらく時間をおき、NTPの同期が開始されたかどうか確認します。

$ ntpq -p

以下のように、左端に*と+が表示されていれば同期が開始されています。

remote refid st t when poll reach delay offset jitter
==============================================================================
*ntp-a3.nict.go. .NICT. 1 u 681 1024 377 1.849 -0.254 17.700
+ntp1.jst.mfeed. 133.243.236.17 2 u 545 1024 377 0.721 0.909 0.275
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