このページでは、Windowsでデスクトップアイコンの間隔を調整する方法をご紹介します。
Windows 7まではコントロールパネルから簡単に設定することができたのですが、Windows 10ではレジストリエディターを使わないと設定することができません。
初心者には少し難しく感じる部分もあるかもしれませんが、設定方法を詳しく解説をしていきたいと思います。
- デスクトップのアイコン間隔が狭くなったため見づらい
- デスクトップのアイコン間隔が広くなったため見づらい
- デスクトップのアイコンの間隔を詰めたい
- Windows 10になりデスクトップアイコンの間隔調整のやり方がわからなくなった
- Windows 11でデスクトップのアイコン間隔を調整する方法を知りたい
- 突然デスクトップのアイコンの間隔がおかしくなってしまった
- デスクトップアイコンのおすすめの間隔を知りたい
設定手順
デスクトップで[WindowsキーとR]を同時に押すと[ファイル名を指定して実行]のウィンドウが表示されます。

入力欄に[regedit]と入力し、[OK]を押します。

タスクバーにある[Cortana]に[regedit]と入力してもレジストリエディタが表示されます。どちらでもやりやすい方でOKです。

これから操作するレジストリは、とても重要な設定ファイルの集まりです。編集の際は関係ない個所をいじらないように注意しましょう。
上記の手順を行うとレジストリ・エディターが開きます。

対象の設定値があるのは以下のレジストリキーです。
コンピューター\HKEY_CURRENT_USER\Control Panel\Desktop\WindowMetrics
ウインドウ左のレジストリ一覧から、以下の順にフォルダをダブルクリックして開いていきましょう。
- HKEY_CURRENT_USER
- Control Panel
- Desktop
- WindowMetrics
[WindowMetrics]を開くと、右側のウィンドウに[IconSpacing]と[IconVerticalSpacing]という設定値があります。ここが設定箇所です。
ダブルクリックすると数値を変更することができます。
IconSpacing | デスクトップアイコンの横の間隔が設定できます |
IconVerticalSpacing | デスクトップアイコンの縦の間隔が設定できます |
上記の画像では、共に[-1500]という値が入っていて、この数値を0に近づくほどアイコンの間隔が狭くなります。
設定の数値に悩んだ場合は、Windowsのマシンでよく使われている[-1128]という設定値がおすすめです。
レジストリ変更後はPCを再起動してレジストリの変更を反映してください。
違いを比較してみる
再起動後に設定変更が反映されたかを確認します。
以下の画像の赤枠内は[-1128]に設定を変更した後の見え方で、その右側のアイコンが変更前の[-1500]の設定です。今回は縦の間隔(IconVerticalSpacing)だけを変更しました。縦の間隔がだいぶ狭くなり、間延びした感じがなくなりましたね。
