この記事では『Microsoft Outlook(インストール版)』及び『Outlook on the web』の機能である『仕分けルールと通知』『ルール』の機能説明と、出てくる用語の説明をします。
設定方法の説明は、別の機会に行います。
仕分けルールと通知・ルールとは
仕分けルールとは、
Microsoft Outlook(インストール版) では、以下と説明されています。
仕分けルールと通知を使用して、受信メール メッセージを整理し、アイテムが追加変更、または削除されたとき更新情報を受け取ります。
また、Outlook on the web では以下のように説明されています。
ルールを作成すると、Outlook で受信したメール メッセージを自動的に処理する方法を指定できます。ルールをトリガーする条件と、そのルールで実行するアクションの療法を選択します。ルールは下記のリストに表示されているとおり、上から順に実行されます。
簡潔にとめると「指定したトリガーに合致した事象があった場合、さらに指定した動作を実行する」とういものです。
※「ある条件とは」は、設定説明の際に合わせて説明します。
トリガーとは
トリガー(trigger)とは、「引き金」を意味する英単語です。
Outlook では「きっかけ」や「発動(発動条件)」などという意味合いで使われています。
仕分けルールに出てくる用語
差出人
メール送信を行う人物、すなわち本人(送信主・送信元)をいいます。
『From』という用語と同じ意味です。
差出人(From)は、1つの Outlook 内に複数設定することができるため、一概に特定はできません。
from とは
from とは『~から』などの意味を持つ前置詞です。
宛先
メールの送信先をいいます。
『To』という用語と同じ意味です。
to とは
to とは『~へ』『~まで』などの意味を持つ前置詞です。
パブリックグループ
Outlook の『連絡先』機能には複数の宛先を1つにまとめることができる機能があり、そのまとめられたメールアドレスをいいます。
※今現在(2022/12/26)では、『連絡先グループ』という名称になっています。
パブリック(Public) とは
public とは『公衆の』『公開の』などを意味する英単語です。
件名
メールタイトルをいいます。
CC(Carbon copy:カーボンコピー)
Outlook などのメーラーでは『同報』という意味合いになります。
「To」には、真にメッセージを伝えたいを設定します。
「CC」には、メッセージを共有したい方を設定します。
Carbon copy とは
それぞれ以下意味を持つ英単語です。
Carbon :炭素
Copy :複製
が、
従来の『Carbon copy』とは、「カーボン紙」を紙と紙との間に挟み、上の紙に書く筆圧などで下の紙にカーボン(炭素)をこすりつけるという複写方法のことです。
参考
『宛先』『CC』『件名』は、新規メールにそれぞれのように表示されます。
Outlook(インストール版)
Outlook on the web