この記事では、WindowsにVMware Workstation Playerをインストールする方法を解説します。(Windows 10、Windows 11対応)
一般的な使い方をしているユーザーにとっては仮想マシンを作成する必要にかられることはありませんが、新しくリリースされたOSのお試し利用やWeb開発など、使い方を知っていると様々なシーンで役立ちます。
今回解説するVMware Workstation Playerは非営利目的であれば無料で利用することができます。
インストーラーを入手
[GO TO DOWNLOADS]をクリックします。
2022年9月時点で最新の『VMware Workstatin 16.2.4 Player』をインストールするため、[DOWNLOAD NOW]をクリックします。
インストール
ダウンロードしたインストーラーを起動します。[次へ]をクリックして先に進みます。
『使用許諾契約書』を読み、[次へ]をクリックします。
デフォルトのまま[次へ]をクリックします。
こちらは任意項目ですので必要なものにチェックして[次へ]をクリックします。
こちらも任意項目ですので必要なものにチェックして[次へ]をクリックします。
[インストール]をクリックするとインストールが開始されます。
インストールが完了したら[完了]をクリックしてインストーラーを終了します。
インストールされたアプリケーションを起動します。初回起動時は以下の画面が表示されるので業務利用以外であれば[非営利目的で~]の方を選択して[続行]をクリックします。
[完了]でウィザードを完了させます。
仮想マシンの作成
初期セットアップ
ダッシュボードが表示されます。[新規仮想マシンの作成]を選択します。
Windowsの場合
Windowsの仮想マシンを作成する場合は以下の手順で初期設定を行います。
[インストーラディスクイメージファイル]からWindows 10のISOイメージを読み込みます。参照先を指定して[次へ]をクリックします。
ISOイメージの入手方法については、こちらの記事を参照してください。
ゲストOSは[Microsoft Windows]、バージョンは[Windows 10]を選択します。32bitと64bitを選ぶことができるので、自分がダウンロードしたISOの環境に合わせてください。
仮想マシンの[名前を入力]し、[保存場所を選択]します。
[ディスク最大サイズ]から仮想マシンのサイズを決定します。Windows 10の場合は推奨サイズは60GBで、確保が難しい場合でも最低でも20GB程度は必要です。ホストとなる自分のパソコンのディスクサイズを考慮して決定しましょう。
これで基本的な設定は完了です。[完了]を選択し、ウィザードを終了します。
ダッシュボードの左枠に今作った仮想マシンの名前が表示されます。[仮想マシンの再生]から仮想マシンを起動できます。
Linuxの場合
Linuxの仮想マシンを作成する場合は以下の手順で初期設定を行います。
Linuxの場合もWindowsと同様の手順でISOイメージを読み込みます。参照先を指定して[次へ]をクリックします。
Netbootのディスクイメージだと警告が出ますが問題ありません。
ゲストOSは[Linux]、バージョンは自身がインストールしたいディストリビューションを選択して[次へ]をクリックします。
仮想マシンの[名前を入力]し、[保存場所を選択]します。
[ディスク最大サイズ]から仮想マシンのサイズを決定します。Linuxの場合は20GB程度が目安です。ホストとなる自分のパソコンのディスクサイズを考慮して決定しましょう。
これで基本的な設定は完了です。[完了]を選択し、ウィザードを終了します。
ダッシュボードの左枠に今作った仮想マシンの名前が表示されます。[仮想マシンの再生]から仮想マシンを起動できます。
ゲストOSのインストール
上記でVMwareの初期設定は終了です。今回インストールしたVMwareにゲストOSをインストールする手順は以下の記事をご参照ください。
Windowsをインストール
CentOSをインストール
Ubuntuをインストール
最後に
特に難しい設定も不要で、インストールも他のアプリケーションをインストールするようにGUIでサクサク進められます。
ただし、実際に仮想マシンを起動すると、スペックが低いPCだとかなり動作が重くなってしまうことがあります。ホストとなるPCのスペックに注意してください。