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事務職におすすめな資格試験、5つを紹介

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前回、事務職に就くときのパソコンスキルの重要性について紹介しました。
今回は、事務職に就くときの資格について紹介します。

資格は、履歴書に書けるということはもちろん、本人が目標を持ってスキルアップするための手段としても非常に有効です。

この記事では、これから事務職に就く人へ向けて、必要なパソコンスキル等を得るための資格を解説します。未経験者でも始めやすいものが多いので、ぜひ最後までお読み下さい。

目次

資格とは

資格とは、ある特定の能力や知識を持っていることを公式に認定するもので、試験やテストを受けて合格することによって取得できます。これにより、その分野でのスキルや専門知識を持っていることを第三者に示すことができます。

さらに、資格の取得は個人のスキルアップや就職活動、キャリアアップなどにも役立ちます。企業や雇用主は、求めるスキルや知識を持つ候補者を選ぶ際に資格を参考にすることがあります。また、資格は自己啓発や専門性の向上を追求する人にとっても重要な道具となります。

事務職に役立つ資格

この記事では、5つの資格試験を紹介していきます。

日商PC検定

日商PC検定は、日本商工会議所(日商)が主催・管理する、パーソナルコンピュータ(PC)のスキルを測定する資格試験です。

試験内容について、日本商工会議所(日商)に記されている内容を引用する内容でお伝えします。

試験内容

企業実務における文書作成や表計算などのアプリケーションソフトの利活用能力を問うとともに、以下のとおりネットワーク環境下におけるITの利活用に資する知識・スキルを問う内容となっています。

  1. 企業実務に必要とされるハード、ソフト等IT関連の知識を問う。
  2. 企業実務におけるパソコン等IT機器、ネットワークの利活用について問う。
  3. ネット社会における新たなビジネススタイル、ビジネススキルを問う。
  4. ビジネス文書や業務データについて、その作成のみならず、保存、管理、検索、活用、流通、再利用などライフサイクル全般について問う。
  5. ITを利活用した実践的なコミュニケーション能力を問う。
  6. ネットワーク上での、ビジネス文書、業務データの取り扱いについて問う。
https://www.kentei.ne.jp/pc

たとえ実際に資格取得に至らなくとも、パソコンスキルの基礎となることを学習するとで、事務だけではなく専門分野の道も開けてきますので、はじめに挑戦してみてください

ワープロ検定

ワープロ検定は、日本情報処理検定協会が主催・管理する、ワープロ(ワードプロセッシング)ソフトウェアを使った文書作成・タイピングスキルを評価するための資格試験です。

試験内容

試験時間内に、手書き資料を指定された用紙のサイズにワープロソフトに書き起こす、という内容になってます。
この時、未完成であったり、タイプミスがあったりすると減点になります。

文章入力スピード認定試験

ワープロ検定には、書類作成の内容も入っていますが、文章入力スピード認定試験はタイピングスキル(キーボード入力)に特化した資格です。

文章入力スピード認定試験はワープロ検定と同じく、日本情報処理検定協会が主催・管理しています。

文書作成に関するスキルは、ワープロ検定やこのあと紹介するMOSにも含まれているため、文章の入力スピードのエキスパートを目指すなら、文章入力スピード認定試験 などのタイピング資格試験をお勧めします。

簿記資格

簿記資格は日本商工会議所(日商)が主催・管理する、会計の基本的な知識やスキルを証明するための資格試験です。

簿記とは

簿記とは、経済活動における取引や出入金の記録を行い、会計情報を体系的に整理・管理するための方法や技術のことを指し、企業や団体が経営活動を適切に行うために重要な役割を果たす基本的な概念です。

趣旨・内容について、日本商工会議所(日商)に記されている内容を引用する内容でお伝えします。

趣旨・内容について

今日、簿記の基本知識は、企業活動や経営を理解するため、経理・会計担当者のみならず、業種・職種を問わず企業人すべてに必要とされており、企業からは短期間でこれを習得するための目標となる資格と学習支援の仕組みが求められております。

https://www.kentei.ne.jp/bookkeeping/class-s/effect

ここまでに紹介させてもらった資格にくらべると、専門性が高い内容になりますが、会計処理や財務関連の仕事を行う場合に役立ち、簿記の基本的な知識を持つことで、経理事務などでのアピールポイントになります。

ITパスポート

ITパスポートは情報処理推進機構(IPA)が主催する資格試験です。

ITパスポート試験は一般の方々やビジネス関係者が基本的な情報技術(IT)スキルを証明するために受験することができます。
また、ネットワーク管理やシステム運用のスキルを証明できるため、事務職でIT業務も担当する場合にも有用です。

試験概要

試験概要については、IPAの試験の概要ページを参照してください。

簿記同様に専門性が高い内容になりますが、今やITに関する知識は避けて通れないため、ITパスポートでITの基礎を身につけ知識のITの幅を広げましょう。

まとめ

これらの資格は、事務職の職務内容に合わせて選択すると良いでしょう。また、所属する業界や企業の求人要件を確認し、必要とされる資格にも目を向けることが重要です。

適切な資格を選び、取得することで、自分のスキルを効果的にアピールすることができます。

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