以前の記事で、事務職に必要な基本的なパソコンスキルについて説明しました。
今回は、これから事務職に就くためにより重要なパソコンスキルを、AIの活用について紹介します。
この先、AIが人間の仕事を取って代わると言われと不安に感じる人も多いと思います。
ですが、それはまだまだ限定的な状態で、AIを使いこなせない人の方が圧倒的に多いのが現状です。
出てきたばかりの最新技術、ChatGTPを誰よりも先に使えるようになり、一歩先の人材を目指しましょう。
生成 AI(ChatGTP) を活用できること
ChatGTP という言葉を耳にしたことがある人は多いと思います。
ChatGTP を含む生成AIを活用できる人材は、今後確実に重宝されていきます。
ここでは使い方ではなくChatGTPの概要についてのみ説明します。
ChatGTPは、まだ業務を頼む側もどういうものかを理解していないことがあります。
ChatGTPがどういうものかをも合わせて知っておくことで、業務を依頼する側の印象もよりよくすることができます。
ChatGTPとは
Chat と GPT を組み合わせたOpenAI が提供するサービス名です。
Chat(チャット)という、おしゃべりをするなどの意味をする通り、
ChatGTPは、オンラインチャットでコミニュケーションしているかのように(人間と対話しているかのように)答えを聞き出すという、対話型の生成AIです。
ChatGTPでこと
ChatGPTができることは複数ありますが、そのなかでも業務で活用できそうな内容を紹介します。
情報提供
ChatGPTは、特定のトピックに関する情報を提供することができます。ニュース、定義、歴史的な事実、科学的な説明などを説明するのに役立ちます。
創作的なテキスト生成
ChatGPTは、ストーリー、詩、文章、ダイアログなどの創作的なテキストを生成することができます。
言語翻訳
ChatGPTは、異なる言語間のテキスト翻訳を行うのにも役立ちます。
要約
長い文章やテキストを要約することができます。重要な情報を短くまとめる際に使用されます。
プログラムコードの助言
ChatGPTは、プログラミングに関する質問や問題に対してアドバイスや解決策を提供するのに役立ちます。
ChatGPTの注意点
ChatGPTを活用するにあたり、以下についてよく注意する必要があります。
ChatGPTが持っている情報は最新の情報ではない
ChatGPTが持っている情報は、2021年9月までのもの情報となっています。
そのため、2021年9月以降の情報を求めている場合は、ChatGPTは情報を持っていませんので、公式ウェブサイトや最新のニュースソースを確認してください。
情報源は不明である
ChatGPTから情報提供を受けた場合、その情報がどこから引用したものかを示してはくれません。
誤った情報を伝えてくることもある
上記2つから、古い情報が生きていたり、情報源が公式のものではない、誤った情報源だったりと、誤った情報の提供を受けることもあります。
個人情報を打ち込まないこと
ChatGPTもクラウドサービスの1つということもあり、どこかに入力されたデータは蓄積され、また別の形で活用されるということがあります。
個人情報や機密情報を入力してしまった場合、それを削除する手段がないため注意が必要です。
まとめ
ChatGPTのできることと、注意点についてお伝えしてきました。
では実際は、業務でどのように活用すればよいか、まとめてみました。
安心して活用できること
- メールなどの文章の作成
- 翻訳や、多言語の文章作成
- 文章の要約
注意点
情報提供を受ける場合は、補助ツールとして活用しましょう。
その情報が正しいか鵜呑みにせず、簡単でも良いので、情報源を必ず確認しましょう。
これらを理解し、ChatGPTを活用していきましょう。