会社退職後、会社から連絡は来ることはあるのかと思う人はいるのではないでしょうか。
リモート作業が主流になったこの時代、生産性が出勤時代と比べて生産性が低かったかもと感じる方で、もしかして訴えられることはあるのでは・・?
パソコンのデータやメールやチャットツールのなどは全部消しておけばよかったかも!?
と、パソコン返却後に心配する方も多いかもしれません。
ここでは、会社退職後に連絡がくる・訴えられる?社用パソコン返却後どのように扱われるか、事前にどのように対処しておけばよいかお伝えします。
返却したパソコンのデータやメールは他者がチェックできる?
はじめにパソコンへのログイン・メール等のアカウント、について確認していきます。
パソコン(WIndowsに)ログインできるのか?
基本的には可能(可能になるよう何らかの設定が入っている)です。
逆を言うと、大多数の企業はパソコン返却後何らかの確認をすることを前提としています。
メール等のアカウントはどのように扱われるのか?
メール等や社用チャットツールなどのアカウントは、システム管理者(Admin)の権限によってパスワード変更可です。
使用されていたアカウントは即時に削除さず、一旦退職者が閲覧できないようパスワードをリセットすることが多いです。
残されたデータは、過去ログとして取り扱われることが多く、通常1ヶ月程度で消されますが、在籍期間が長ければ長いほど長く残されます。
過去ログとして扱われるデータは、何か必要があったとき特定の内容を調べる、ということが大多数で端から端まで確認されることはほぼありません。
パソコン返却時、データはチェックされるのか?
上記のとおり、データはチェックできる状況ですが、わざわざチェックすることはあまりありません。
が、勤務態度が悪かったなどの理由で、上長や同僚に目をつけられていたなどがあった場合はその限りではありません。
または、上長・システム管理者が、暇・陰湿な人はそういうことをすることもあります。
社内でネタとして共有されることもあるため、過去の同僚に会うことがある場合は気をつけたほうがよいです。
パソコンのデータは全部消してしまっていいのか?
業務中作成したデータ(資料は)全部企業の資産です。
そのため、データは消してはいけません。
全てとは行かないまでもこれは必要ないだろう、と選んで消すパターンもあるかもしれませんが、必要ないかどうかは残された人間が決めることなので、勝手に判断するのもやめましょう。
今後に活かそうとデータを社外に持ち出すことは、自分が作成した資料だったとしてもNG行為です。
が、息抜きなどでブラウジングするなどは全然あるでしょう。
また、同僚との非公式なやりとり(単なる雑談)などのログは、悪意をもってデータをチェックされた場合に備えて削除しても良いでしょう。
データ削除の方法は今度説明します。
会社を辞めた後、パソコンのデータについて連絡は来るの?
休憩中など息抜き程度のブラウザ履歴があったとしても、ほぼ来ないです。
しかし、以下のような退職者に否がある場合はその限りではありません。
- 引き続きが不十分だった
- 急な退職をした。
- 不誠実な辞め方をした。
もし退職した会社から連絡が来た場合、必ず答えなくてはいけない、という義務はありません。
結局本人と会社との関係しだいですので、もし否を感じることがあれば誠実対応しましょう。
訴えられることはある?
常識の範囲では、まずありえません。
せいぜい上記にもあるように連絡が来る程度でしょう。
もしも勤務態度が悪かったなどネガティブな理由で退職したとしても、その後追い打ちかけてくるもまずありません。
ガバナンス違反(企業の機密情報を流出させたなど)があった、発覚した場合はその限りではない。
まとめ
・返却したパソコンのデータがチェックされることは、ほぼありません。
・退職後、会社から連絡が来ることはあまりありません。
・多少勤務にパソコン内に関係のないデータが残っていたとしても、訴えられることはありません。
概ね心配は無用ですので、退職した会社のことは気にせず次の会社で頑張りましょう。