この記事では、出張で使えるポケットWiFi5選を紹介します。出張中のホテルや滞在先でネットに繋ぐことも多いと思います。そんな時は、外出先で固定回線のようにインターネットに繋ぐことができるポケットWiFiがおすすめです。ここでは、「コンパクトで持ち運びしやすい」「バッテリー持ちが良い」「電波のカバーエリアが広い」のポイントを押さえた、WiFi5選を紹介します。
メーカー / 回線の種類 /端末 | BIGLOBE WiMAX +5G ( UQ WiMAX ) | AiR WiFi ( クラウド WiFi ) | 楽天モバイル ( Rakuten Mobile ) | Chat WiFi (格安SIM / MVNO ) | DoCoMo ポケットWiFi ( キャリア ) |
サイズ | NEC製:136mm×68mm×14.8mm サムスン製: 147mm×76mm×10.9mm | – | 約64.8mm × 約107.3mm × 約15mm | MacaroonSE:85mm×85mm×23.5mm GlocalMe:127mm×65.7mm×14,2mm | 約74(H)×約108(W)×約15.7(D)mm |
重量 | NEC製 174g サムスン製203g | 125g | 107g | MacaroonSE 125g GlocalMe 151g | 166g |
バッテリー | NEC製 4,000mAh, サムスン製5,000mAh | – | 約2,520mAh | MacaroonSE 4,000mAh GlocalMe 3,500mAh | 4,000mAh |
電波 | au 5G / au 4G LTE / WiMAX 2+ | ドコモ・au・ソフトバンクの各4G回線 | 楽天/au (パートナー回線は、2023/3で終了予定) | ドコモ5G SIM / クラウドSIM(ドコモ・au・ソフトバンク) | ドコモ5G / ミリ波対応モデルもあり |
容量 | 無制限 | 100GB | 無制限 (無制限は楽天回線エリアのみ) | 20GB(ドコモSIM)/50GB/200GB(クラウドSIM) | 無制限 |
連続通信時間 | NEC製 約8時間 サムスン製 約16時間 | 12時間 | 10時間 | MacaroonSE16時間 GlocalMe 13時間 | 約7時間 |
料金 | 月額3,050円初月1060円 | 月額2,980円〜 | 月額2,980円 | 月額2,280円〜 | 月額6,650円 |
1位 BIGLOBE WiMAX +5G ( UQ WiMAX )
BIGLOBE WiMAX +5Gは、WiMAX回線を使用したポケットWiFiです。WiMAXは、2021年4月から5G対応となったため、より広範囲の通信と速度アップが可能になりました。名称も WiMAX +5Gとなっています。端末は、NEC製とサムスン製のポケットWiFi端末を選ぶことができます。端末の特徴は、バッテリー容量がNECが4,000mAh・サムスンが5,000mAhで、出張でより長く使いたい人はサムスン製がおすすめです。電波の範囲は、au 5Gとau 4G LTEを使用しているので、全国どの都市でも快適に利用することができます。また、速度もWiMAXにより、他のポケットWiFiよりも高速で通信することが可能です。BIGLOBE WiMAX +5Gは、キャリアと遜色ない広範囲な通信とWiMAXの高速な通信を併せ持ったモバイルWiFiです。
2位 AiR WiFi ( クラウド WiFi )
AiR WiFiは、使用する場所に応じて自動的に回線を選択してくれる、クラウドWiFi方式のポケットWiFiです。クラウドWiFiは、ドコモ・au・ソフトバンクの4G回線を使用するので、全国どこにいても電波が入りやすく快適に通信できます。またAiR WiFiの端末は、軽量コンパクトでどこにでも持ち運びができるため、旅行や出張にも便利です。AiR WiFiは、月額2,980円から容量は月に100GBまで使えるので、動画の視聴・ゲーム・仕事・学校の授業などに問題なく使えます。またAiR WiFiは、1ヶ月お試しモニターを行なっているので、試しに使用してみて気に入らなければ郵送で返却することもできるし、気に入ればそのまま使い続けることも可能です。AiR WiFiは、引っ越し・出張などの際に、すぐにインターネット環境が欲しい人におすすめです。
3位 楽天モバイル ( Rakuten Mobile )
楽天モバイルは、4大キャリアの一つながら、月々2,980円で楽天エリア容量無制限での通信が可能です。楽天モバイルは順次楽天エリアを拡大しており、2023年3月でauのパートナー回線を終了する予定です。端末は、楽天独自の端末が用意されており、10時間の連続使用が可能になっています。端末のサイズは、軽量コンパクトで軽いので出張にも便利です。楽天エリアは、カバー率が97%と言われているので、出張で全国どの都市に行っても快適に通信できます。また楽天モバイルは、料金的にもコスパが高く誰にでもおすすめできるポケットWiFiです。
4位 Chat WiFi (格安SIM / MVNO )
Chat WiFiは、格安SIMのMVNOを使用したポケットWiFiです。プランは、容量が20GBのみがドコモ5G格安SIMのMVNOとなっており、月々2,100円から使用できます。より多い容量では、50GBと200GBが用意されており、ビジネスで長期間出張した場合にも便利です。50GBと200GBは、クラウドWiFiになっており、ドコモ・au・ソフトバンクの5G回線を自動的に使用します。端末は、軽量コンパクトで13時間以上連続して使用できるので、どのようなシーンでも活躍します。特に、このChat WiFiはコスパが高く月々の価格を抑えたい人におすすめのポケットWiFiです。
5位 DoCoMo ポケットWiFi ( キャリア )
ドコモのポケットWiFiは、端末価格が3万5千円程度から購入できます。回線はドコモ5Gのギガホ プレミアで、月々6,650円からと他のポケットWiFiに比べて端末価格も通信料金も割高になっています。端末は、軽量コンパクトで出張の際にも問題なく使うことが可能です。ドコモのポケットWiFiは、端末や通信料金は高額ですが、それに見合った高品質な通信を利用することができます。そのため、データの遅延や速度にこだわりのある人は、ドコモのポケットWiFiをおすすめします。そして現在では、端末価格が10万円でミリ波の5Gにも対応した製品が発売されています。これは、都内や大都市の一部で通常の5Gよりも高速なミリ波対応の5G通信をすることが可能です。これは、特に最先端のVRやゲームなどに興味のある人におすすめです。
まとめ
ここまで、「コンパクトで持ち運びしやすい」「バッテリー持ちが良い」「電波のカバーエリアが広い」という観点から、おすすめのポケットWiFiを紹介してきました。この三つは、どれもが大切で、出張で使用する際には外せないポイントとなっております。ホテルなどで使用する場合は、電源を自由に使うことができるので問題ありません。しかし、カフェや外出先で使用する場合は、大容量のバッテリーを搭載したものでないと、不安になってしまうものです。しかし、今回紹介した端末はどれも10時間以上の連続使用が可能で、かつ通信エリアも問題のないものばかりです。特に最近は、5Gで高速大容量にも関わらず、楽天のようにコスパの高いモデルが続々と登場してきています。どのメーカーを選んだらいいのか、迷うこともあると思いますが、基本的にどのメーカーも信頼のおけるメーカーばかりです。あとは、月々の通信料金と通信容量で選べば、出張で快適に使用できるはずです。ぜひ、この記事を参考にポケットWiFiを選んでみて下さい。